妄想会話〜ドイツ編〜
2001年10月15日(ドイツ語の授業にて)
A「あれ、先生遅くない?」
僕「ホントだ」
B「めずらしいねー」
(10分後)
僕「どうしたのかな?」
B「休講なのかな」
A「さっきなんも言ってなかったじゃん。」
(前の時間もこの先生の授業だった)
C「さっき廊下で『またあとで会いましょう』みたいなこと(をドイツ語で)言われたよね?」
僕「そうだね」
・・・・・
この時点で、僕の脳裏には「もしかしたら、死んでんじゃないのか?」という言葉が浮かんでいたが、口に出さなかった。
そして同じことを考えてるのかどうか知らんがこの時点で数人が先生を呼びに教室を出ていった。
A「あーなんかいろいろ考えちゃって心配になって来るんだけど。」
僕「(( ̄■ ̄;)アンタもか!!)やっぱり?だよねー」
B「(事故かなんかの)国際電話がかかってきたのかな?」
僕「倒れてるんじゃないだろうな。見に行った方が良くない?」
A「俺が心配してるのはー、また何か変なテロでも起きたんじゃないかと思って。」
僕「・・・戦争中だからねー」
C「・・やっぱり国際電話か。」
(さっき教室を出て行った人たちが戻ってくる。が、先生は来ない)
B「来ないね・・・」
僕「・・マジでどうしたんだろ?」
C「やっぱりドイツで何かあったんじゃないの?」
A「テロ・・・あー、やだやだ怖い怖い、俺、昨日めちゃくちゃ怖い映画見ちゃったんだよねー」
B「なに?」
A「核を積んだ列車が暴走するって内容なんだけどさ、普通アメリカの映画って最後に止めてハッピーエンドとかになるじゃない?なのにその映画では、最後に爆発してみんな死んじゃって終り。なんかめっちゃ怖かった・・とにかく、そういう映画見ちゃったから、なんだかねー」
僕「そういえば、また炭疽菌見つかったよねー」(←この辺からすでに何の話だったのかわからなくなってきている
B「あのさー炭疽菌って実はアメリカ政府が自分でやったかもしれないよね」
C「え、なに?」
B「だから、テロを攻撃する口実を作るために、自分で作ったのかもしれない、ってこと」
僕「あー、それちょっと思った」
A「こわ〜〜、・・・やっぱり先生探しに行かない?」
B「そうだねー、でも行き違いになったら困るし・・・30分したら見に行こう」
(うちの学校では、30分先生が来なかったら休講という決まりがある)
その後もこんな感じで妄想会話がつづく。ちなみに僕の中では「突然死説」がなかなか有力だったが口には出さなかった。
そして30分経過、みんな帰り始める。
B「それじゃ、行こうかー」
A「ちょっと、さっき見に行った人にどうだったか聞いてみるね」
・・・・・
A「先生、研究室にはいないってさ。休講の掲示もないって。」
僕「えー・・・じゃあどうしようか?」
C「じゃ、とりあえず、もっかい掲示板見に行くか」
みんなでの外に出て掲示板のある建物に移動。
が、そのとき
前方から先生登場・・・!!
生きてたー!!(笑)
先生「すみません。もうみんな帰っちゃいましたか?」
A「nicht alle.」(←ドイツ帰りなのでたまにドイツ語になる)
そして、すぐに全員連れ戻して授業再会。
先生「すみません、みなさん。笑わないで下さい。まちがえました。・・4講目だと思ってた。(←やや片言の日本語)」
・・・
( ̄■ ̄;)・・・このやろぅ
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