スウェーデン王宮職人妄想物語 〜第一話・石工達の会話(階段にて)〜
2001年9月25日いきなりえらい昔の話にさかのぼるが、
(それはもちろんネタが無いからだ)
政二と一緒にスウェーデンの王宮を見学してたときの話。
(階段の手すりの近くでしゃがみこみ、手すりの下の柵みたいになってるやつを眺める僕と政二)
僕「これ、石でできてるよー。」
政二「うん・・・全部石削って作ったんだなー。すごいな。」
僕「すっごいたくさんあるー・・・」
政二「これ作ったやつ、すごいいやになっただろうな・・」
以下、二人の妄想による会話
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職人A「・・・おい、オマエあと何本?」
職人B「298本。はぁ・・」
職人A「勝った、俺、413本。」
職人B「マジかよ・・・」
職人C「よっしゃーー!!、あと60本だ!!」
職人A「え?!!何でオマエそんなに早いわけ?」
バキ!!
職人B「あ、あー・・・やっちまった・・」
職人A「はい、間違ったやつはこの端のところね。」
職人B「やべ・・オレあと3回しか失敗できない。」
職人A「右に同じ」
職人C「オレなんてあと1回だぞ?」
職人A「お前はいいんだよ・・・あと60本だろ?」
・・・・・
職人B「はぁ・・・オレ、もう、ここの曲線覚えちゃったよ。」
職人C「オレも、ここ1週間くらいこの曲線が毎日夢に出てくるよ・・・」
職人B「!!!おまえもか!」
職人C「え?!やっぱりオマエも?」
職人A「俺もです。」
職人C「・・・やっぱりみんなそうなのか。」
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と、まぁ、
僕と政二はこんな会話を各部屋で繰り広げていたので、
(日本語なので回りの人にはわからない)
えらい回るのが遅い二人組と化していた。
(つづく)
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